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目的・ターゲットの違い
ランディングページとホームページの一番の違いは制作目的です。 ホームページは、会社やサービスの説明のために用意され、比較的幅広いターゲット層が想定されます。 例えば下記のような人たちが考えられます。 ・取引先 ・顧客 ・求職者 これに対してランディングページは、特定のキャンペーンのCV(コンバージョン)を上げるのが目的です。
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LPは、意図したCVにつながるように、ターゲットが細かく設定されています。 その結果、コンテンツが限定的でそのコンテンツについて深く展開されているのが特徴です。
導線・デザインの違い
ホームページは幅広いターゲットを想定していることもあり、ユーザーがクリックして遷移できる導線が複数あります。
またそのクリックした先にはまた新たなページが用意されています。
さらに、ブランディングを意識したサイトの場合、ボタンなどな特別目立つようにデザインされていなかったり、アニメーションを利用して時間をかけて見るような凝ったつくりになっていたりします。
対してランディングページはターゲットが細かく設定され、問い合わせや購入などのアクションを起こさせることを目標にしているので、導線も囲い込むように作られます。
従って当然、クリックした先には購入ページや問い合わせフォームが用意されています。
また、ランディングページを見ているのは広告をクリックした人であり、その人たちは何かに困っていてその緊急性も高いことが想定できます。
そのため、デザインもブランドイメージを残しつつも、分かりやすいブロック分けや、見出しで内容が分かるようなメリハリのあるデザイン、アクションへ繋がるボタンに奇抜な色が使われたりしています。
ランディングページ: 大きくわかりやすい色でボタンがデザインされ、ページ内に複数箇所、遷移先が同じ(申込)ボタンが設置されている。
ユーザーの入り口の違い
もうひとつホームページとランディングページの大きな違いがあります。
それは、「ユーザがどこから入ってくるか」です。
ホームページは検索エンジンからのユーザーが流入しやすくなります。 複数ページに渡りさまざまな情報を網羅するため、コンテンツが充実しやすく、SEOに効果的だからです。
対してランディングページは1ページで完結するためSEOには向いていません。
しかし特定のユーザーを説得するのに効果的なので、ウェブ広告で狙ったユーザーの流入を促すのが良いでしょう。
HP | LP | |
目的 | 会社やサービスの説明すること | キャンペーンの成果を上げること |
ターゲット層 | 広い | 狭い |
コンテンツ | 多様 | 限定的 |
ユーザーの入り口 | 検索エンジン | ウェブ広告 |
HPとLP こんなふうに使い分けよう
ホームページとランディングページの違いがわかったら、実際にどんなふうに使い分ければいいかみていきます。
例として、こんな企業があるとします。
ドライフルーツ製造販売のA社
少人数で運営しているので卸売対象に営業をかける人材を雇う代わりにウェブ広告を使っている。
顧客層
- 店舗販売する一般客
- 卸売対象の飲食店
- 卸売対象のスーパーマーケット
ホームページの使い方
全ての顧客層に向けた情報を掲載
コンテンツ
- 会社情報
概要、所在地、来歴など - 製品情報
ラインナップ紹介、新製品情報など - 最新情報
イベント出店情報、休業日連絡など
ランディングページの使い方
飲食店への卸売販売強化のためのウェブ広告用
コンテンツ
- 製品情報
こだわりの原料について、お酒との相性表、アレンジレシピ - 卸売価格
知りたくなるようにデザインし、CVへ誘導 - レビュー
- 専用問い合わせフォーム=CV
LPの参考デザイン集
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