オペアはチャイルドケアという労働に対して、お給料をもらうので、労働ができるビザを取る必要があります。

それが、J1ビザ。
この記事ではJ1ビザの概要と仕組みをご説明します。



交換交流のためのビザ

アメリカで合法に就労できるビザがいくつかあります。
そのうち、「アメリカで学びましょう」という目的で就労が許されるビザがJ1ビザです。

J1ビザには14項目のプログラムがある

交歓交流プログラムを目的にしているJ1ビザですが、その中でも14項目に分類されています。

  1. Au pair and EduCare
  2. Camp Counselor
  3. Government Visitor
  4. Intern
  5. International Visitor (Dept. of State use)
  6. Physician
  7. Professor and Research Scholae
  8. Short-term Scholar
  9. Specialist
  10. Student, college/university
  11. Student, secondary
  12. Summer Work Travel
  13. Teacher
  14. Trainee

引用:Travel State.Gov

 

J1の申請条件は、このうちどのプログラムに参加するかによって違います。

条件を満たしていれば、他の就労ビザに比べて比較的取りやすいビザの種類でもあります。

研究者やインターンに使われるビザなので、お給料はあまり高くなく、あくまでも文化交流や、アメリカで何かを学ぶことが目的になっています。

DS団体がスポンサーになってくれる

ビザを取得するには、スポンサーが必要です。

J1ビザの場合は、DS団体という政府に認可された非営利組織がスポンサーになってオペアのビザをサポートしてくれます。

この団体が、ファミリーとオペアの間に立って、現地サポートしてくれたりします。

ビザ申請の関門 DS2019フォーム

ビザ申請で一番山場になるのが、DS団体からDS2019フォームをもらうことです。

このDSフォームがなければ大使館の面接予約もできません。

なぜ山場かというと、DS団体が英語力を判断し、オペアになるのに十分な素質を持っているかなど検査されるからです。

たくさんの書類を集めることも労力がかかりますし、英語力のテストや性格診断loテストなども突破しなくてはいけません。

この審査の程度はDS団体によって様々なのですが、私が利用したInterExchangeは比較的しっかり審査する団体でした。

ただ、InterExchangeのスタッフの方はとても親身で、ローカルコーディネーターもとってもいい人でよかったです。

到着後のNY研修も楽しかったですし、InterExchangeはオススメです。

J1ビザにかかるお金

次に費用のお話です。

オペアは、総額30万もあれば十分行って帰ってこれます。

私の場合は10万円。

語学留学では考えられないですよね。

実は、こんなに低価格なのは、ファミリーの費用負担があるからなんです。

オペアの費用負担が少ないのはファミリーのおかげ

ビザにかかる費用の大部分がDS団体に支払うお金ですが、オペアの場合はこれをファミリーが負担してくれています。

オペア受け入れを決めた家族は、プログラム費用としておおよそ100万円ほどDS団体に支払っていて、オペアとのマッチング費用やオペアの保険、往復の渡航費も含まれています。

よって、オペアはDS団体に費用を支払うことなくビザ申請ができるようになっているというわけです。

逆に、オペア自身にかかる費用は、大使館面接費用160ドルとエージェント費用です。

エージェントとは、DS団体と自分の間に立って書類作成やDS団体との面接の準備などをサポートしてくれる組織です。

本来、エージェントは必要なく、自分でダイレクトにDS団体とやりとりができるので、オプション的存在です。

ただ、オペア事情に精通していることと、日本語で連絡が取れるので利用して損はないと思います。

ちなみに、エージェントが提携しているDS団体があり、自分が登録されるDS団体が気になる方は、問い合わせるときに聞いてみてもいいかもしれません。



J1の2年ルールはオペアにはない!

「アメリカにJ1ビザで行くんだー」というと、2年ルールあるんじゃないの?と言われるかもしれません。

J1には2年ルールがある、という風に思っている方も多いのですが、一体どんなルールでしょうか?

2年は自国で活躍しなさいというルール

2年ルールは、J1ビザの期間が終了した後、2年間自国(日本)に滞在しないと、特定のビザ(Hやグリーンカード )が取得できない、というルールです。

J1ビザからEビザへの切り替えはできるものの、将来グリーンカード申請する時には、この2年ルールが付きまとうので、結構厄介な制度です。

これは、交換交流プログラムで学んだことを、自国で活かしなさいという意図だと思います。

ただ、すべてのJ1ビザに2年ルールが付くわけではありません。

2年ルールが課されるかは費用の出所次第

J1は交換交流目的のビザで、14項目あるとご説明しました。

この中でも、研究者や講師などでビザをとる場合や、学生でも奨学金を得ている場合などでは、2年ルールが課されることが多いです。

J1プログラムの費用を、政府機関が出していると、
「国のお金で勉強/研究したんだから、自国に還元しなさい」
ということです。

そんなわけで、オペアの資金はファミリーから出ていますので、2年ルールは適応されません!

エージェントに任せっきりだと、J1ビザの詳細な仕組みってわからないまま進んでいってしまいます。

自分がどんなビザを申請しようとしているのか/持っているのかということがわかるように情報収集しましょう!

次にまたビザを取りたくなった時にも重要になりますからね。

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